(応援) 菊池策らしい優しい文体で綴られていながら、新しい一面を見た気がした作品。 冒頭で何言ってんだ?この人と思われるかもしれませんが、それが素直な感想です。 本作の素晴らしい点は2点あると思います。 1点目が夢と現をしっかり書き分けている点。なによりも分かりやすかったですね。こういう作品って途中でごちゃごちゃになって、「ん?」と思うことがあるんですが、それがなかったかなー。 2点目は多くのヒントを残しつつ、名言は避けた点です。それによって読者への余韻が高まってます。 2回目に伏線探しをするのも面白いかもですね。 それに関して深く言及するなら、一つやられたと思うシーンがありました。 突然彼が現れたシーンです。実は前ページからの繋がりにすごく違和感を感じていたんです。端折ってる感じがしたんですよね。菊池策にしては雑だなーと。 でも最後まで読んでその違和感も一つの伏線だったと気づいて、心の中でお詫びしました。多分それが狙いだったんですね。あーおそろしや。 個人的な話ですが作者の策ちゃんとコメントやりとりしてる中で「いい感じで肩の力が抜けて書けるようになった」と最近言われました。 確かに昔の作品に比べてのびのびと書いている気がしました。その力の抜け具合が今回の作品にはプラスに働いている気がします。例えば少し複雑な人間関係も読者がちゃんと追いつけるように描かれていましたし、置き去りにされた印象は全くありませんでした。 今回は色んな面を見せてもらった反面、相変わらず私の好きな策テイストが散りばめられていて、またまた策ファンになった1策になりましたとさ。 あ、1作か。笑 これからも頑張ってねーー
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ベタ褒めレビューをありがとうございます!笑 夢と現がわかりやすかったと言っていただけてホッとしました。この作品はラストでそこがはっきりしないと意味がないので。 あー、家を飛び出したところでいきなり赤坂くんに声を掛けられるシーンですね。あそこの唐突さに引っ掛かりを感じてもらいたいという狙いをわかってくださって嬉しいです。 妄想コンテスト用に作品を書くたびに、1万字以内に1つの世界を構築する楽しさを味わってきましたが、今回は特に楽しんで書かせてもらいました。 お読みいただきありがとうございましたm(__)m
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お。出た。レビュー返しのコメントは畏まり策ちゃんコメントだーww うん。面白かったわ。赤坂君、策ちゃん作品のいつもの男の子と違ってたね。黒いよwwある意味一途だけどねー。笑 ほんと唐突!思わず前ページ戻っちゃったよ。笑 ほんと裏切られたわww これからも小憎い演出含め楽しみにしてるねー!お互い体調気をつけてがんばろー!
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