かっぱ寿司

いやー、超面白い(小並感) 主人公はアケボシの生まれ変わりで、記憶戻ってくっつく王道のやつ?とか安易に思ってごめんなさい。その展開でも面白かったと思うんですけど、違ったがゆえに「主人公すこ」という感想が生まれたかな、と。 アケボシもイシカもカガリも、みんな迪に救われたと思うんです。 アケボシが地に落ちたあとのカガリをずっと見てたとするなら、後悔したろうしカガリと同じくずっと苦しんでいたと思うのです。憎しみだけを抱いて生きるカガリを残して成仏できないだろうなぁと。 自殺という手段をとったアケボシに対して、「そんなやり方では奪えない」と自分の気持ちを信じて真っ向から立ち向かった迪のやり方は対照的だし、私がアケボシなら憎しみから解放されたカガリに良かったってのもそうなんだけど、「負けたな」って感じるかなぁと。そりゃあ、いろんな意味ですっきり成仏もするよね。 イシカも迪に諭され、天に帰って本当の愛に知ればよいと思うし、アケボシもきっと転生したことでしょう。 「しんでしまったものは仕方がない。ふっきって幸せになろう★」ってなかんじでわりと故人を演出の踏み台にする作品が多いんですが、故人の思いも報われるように書かれているのが優しいなと思います。
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かっぱ寿司さま。 読むの早いですね……! 立て続けに拙作をお読みいただき、ありがとうございます。 しかも、またしても素晴らしいレビューを……。なんとお礼を申し上げてよいやら。 アケボシについての深い考察に感じ入りました。 実は私も、当初は単に生まれ変わりということにしようと思っていたのです。それが書いている途中で、迪が「そうじゃない」と言い出して、気が付いたらこうなっていました。その、私自身が説明しきれなかった部分を明晰に言語化していただいた気分です! 頼りない作者ですみません。本当にありがとうございました。 これからも、少しでもかっぱ寿司さんに楽しんでいただけるようなさくひんを書きたいと思い
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なかなか読み砕けない作品もあるので、速度はまちまちなんですよ(´・ω・`) 考察なんて高尚なことはとてもとても…(^q^) 私のは楽しんでるだけですねww カガリが禍神にならなかったのは、近くにいたアケボシの力も影響してたのかなとか、イシカは自覚がないだけでアケボシの事を好きだったんじゃないかとか、この後、生まれ変わったイシカとアケボシは恋人になったらいいなとか。意図せず3人の神様を救った主人公の名前が廸っていうのも、なかなか粋ですよね。 小説に限った事じゃないんですが、言いたいことを全部説明されても野暮だし、でも必要な事が書かれてないと伝わらないんです。この塩梅ってのはセンスなんだろう
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