あーる

好きだから、とかそんな認識をする以前から、なくてはならない、もう自分の一部のような関係だった二人。 カッチリとはまり、楽しい景色を映していたパズルの大切なワンピースが突然消えてしまい、不完全な景色のまま過ぎた時間を感じて、胸がキュッとなりました。 あの時お互い言えなかった、たった一言の「ごめん。」 ずっと一緒にいられると信じて疑わない年頃。しかも自分の気持ちしか見えない。仲直りの術も意地を張って放棄してしまう、幼さが切なくてもどかしい。大人のふうちゃんも言っていたけど、本当は遠く離れたって友達なのは変わらないはず。でも、目の前からいなくなることは全てを失う事と同じと感じてしまうくらい、二人は唯一無二の存在だったのだと感じました。 好きだとか愛してる、そんな言葉など必要ないくらいの絆を感じる二人。空白の時間のワンピースをかっちりとはめ込んで、これからの時間を大切に楽しい景色をずっと映して欲しいなぁ、と思いました。 まさ君の口調と押せ押せの雰囲気に物語に軽やかさを感じつつ、無情に過ぎた空白の時間を過ごした二人を思ってホロリとしてしまいました。 幼なじみって尊いなぁ……(´∇`)w
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あーるさん素敵な感想をありがとうございます! ヽ(;▽;)ノ 「目の前からいなくなることは全てを失う事と同じと感じてしまうくらい、二人は唯一無二の存在だったのだと感じました」 うんうん(´Д⊂ 本当にそうなんだよね!  感じてもらえて凄く嬉しい! 子供だったよね。お互いに。ふうちゃんが最初から素直に打ち明けていれば、素直に「やだよ。引越しなんてしたくない」と、雅君の前で涙をこぼしていたら、雅君はきっとふうちゃんを全力で励ましたんじゃないかと思います。「手紙書くよ! 離れても友達だよ! 夏休みも冬休みも会いに行くよ!」自分だって凄く悲しいのに笑顔でふうちゃんを慰めて約束したはずだよね。雅君は
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