環 旅斗

まさか、これほど壮大な物語になるとは……。 「カタストロフ/背徳の日々」を読み虜となり「カタストロフⅡExpiation」に興奮し、そしてこの「カタストロフⅢ The Secret of Birth」で受ける大きな感銘……。 本当に、堪能させていただきました。 読者の予想など軽々と粉砕してしまうような、息を呑む程のストーリー展開。 リアリティに裏打ちされたアクションシーンの卓越さ。 数々の謎とそれが明かされたときの驚き。 ……魅力をあげていけばきりがありませんが、同じように小説を書く者として、人物造詣の素晴らしさにはいつも驚かされます。 物語を創る人であればわかると思いますが、ストーリーだけなら何とか書くことはできます。しかし、命を吹き込む、とでも言えば良いのでしょうか? 登場する人物達に血を通わせ、意思を滾らせ、しっかりと生きているように描くのが、どれほど難しいことか。 まっきーさんの描く人物達は、皆、狂おしいほどに生きています。その生き様を、読む者にしっかりと刻み込んでくれる。 だからこそ、こんなにも胸をうつ物語となったのでしょう。 多くの人に、この、まっきーさんの世界を感じてほしいと思います。 ……でも、謎が一つ。知識豊富なまっきーさんって、 もしかしたら、CROWのメンバーなんじゃないですか?
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hideTさん、いつもありがとうございます! hideさんのレビューを楽しみにしていたのに、なかなか上がって来ないから「もしかしたら、あのラストに不満だったのかなぁ?」と心配していたんですw しかしいつにも増して素晴らしいレビューが届いていたので本当に嬉しいです。ありがとうございました! hideさんのおっしゃる通りキャラクターに命を吹き込むのが小説だと僕は思っています。他のレビューへの返事でも書きましたが、キャラに行動させるという作法(憑依作法と呼んでいますw)で物語を展開させます。それにはそのキャラクターの性格や癖が確立できていないと駄目なんですよね。キャラが確立できると独自に行動を始め
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いえいえ、こちらこそわざわざありがとうございます。 実は今週末に引っ越しを控えてまして(といっても今の場所から車で10分程度ですが)。いろいろばたばたしていて落ち着かなかったもので……。 あとは、完結編のレビューということで、生半可なことは書けないな、とちょっと考える時間もいただきました。すいません。 それにしても、憑依作法ですか? いや、私もたまに、登場人物が勝手に動き出しちゃうようなことありますが、それを意図的に、通してやっちゃうわけですね。すごいなぁ。 JBは続編とかスピンオフも、ちょっと視野に入れてます。でも、これから考えていくのでまだ先になると思います。まっきーさんの憑依作法と
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