いきなりですが、ぶっちゃけます。 実は私、恋愛小説って全然好きじゃないんですよね(※私=恋愛小説クリエーター笑) けれどそんな私が、この作品の更新を熱心に追いかけてしまったのは、この作品が決して惚れた腫れただけを書いたものではないからです。 私の勝手な印象ですが、この作品のメインテーマは「恋」ではなく、きっと「家族」なんだなと。 いい歳だから結婚したい、それはただ女性のリアルを書いたように見せて、実は「家族」というものを描くための布石のように思えました。 自分の家族、相手の家族、そして結婚して新しく家族を作るということ……。 ハラハラする恋愛模様やたろちゃんの正体もちろん気になる所ですが、それら全てのエピソードが「家族」を描くためにあった気がします。 そして、この作品の私的お気に入りポイントは、主人公の千春が決して「いい子」ではないこと。 いや、いい子ですよ。でも、弱くてずるくて迷うし逃げる。すごく人間らしいなと思います。 この人間の弱い部分を、全く不快に思わせずに書き切った詩ちゃんは、本当に凄い。 奇を衒ったタイトルや凝った設定に、一体どんな作品になるのかとドキドキしてましたが、読み終えてみればいい意味でとても詩ちゃんらしい、メッセージ性の高い素晴らしい作品でした。 と、それっぽいことを書きましたが、めちゃくちゃ楽しませていただきました。 最後に個人的なことをいえば、早々に結婚生活をリタイアした私には、絶対に書けない作品だなあと。くやしいです笑 というわけで、完結おめでとう! サポ特、楽しみにしてまっせ。
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あああありがとう。゚(゚´▽`゚)゚。 メインテーマは『家族』……うん、そうかもしれない笑 というのも、この作品の主人公って、千春というよりたろちゃんなんだよね。 彼の生い立ち。そこから生まれる女性への不信感。でも本当は本物の家族に憧れている……。そんな彼だからこそ、やっぱり番外編のラストこそが真のエンドかなって。 そんな思いで書いてるから、『恋』っていうより『家族』って言う方が合ってるなと今思った!笑 いやぁ、読むだけでも大変なのに、私以上に考えてくれて、頭が上がりませんな……(>_<) 千春、本当にいい子じゃないよね笑 これが千春目線じゃなかったら、総叩きに合いそうなフラつき
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