kirsch

感想です。
こんにちは、相互レビューイベントから来ましたkirschと申します。この度は大変遅れてしまい申し訳ありません。まずはレビューイベに参加頂きありがとうございました。  第二章まで読ませて頂きましたので感想を書かせて頂きます。  まず、悪役令嬢という聞き慣れない単語でありながら一部ではかなり有用とされているようでしたのでどのような展開になるかワクワクしていました。  序盤の導入で主人公のアメリアが何らかの呪いにより愛したセシルとは結ばれないこと、そして記憶を保持したまま転生を繰り返しているということ。  呪いがなんであるかを早く知りたいと思わせると共に、導入としてとても唆られました。また所々に転生であるが故の要素も散りばめられていたこともより引き立たせていると思えます。  そして一番素晴らしいと思ったのは会話による情景の描写で、キャラクター一人一人の個性を立たせていることは勿論雰囲気にあった言葉の選択であったりその心情を表現することのうまさがとにかく驚かされました。  そして悪役令嬢という単語に負けることの無いストーリーの展開とアメリアというキャラクター。本当に面白いと思います。  幾つか気になったのは、アメリアが近づきすぎることによりセシルか自身に不幸が訪れる。それにより過度な接触をしないようにしている。婚約の話が出て、お茶会の後の27Pでようやく手に入れた平穏とありますがここで主人公が何を求めていたのかが若干分かりにくく感じました。  セシルを遠くから眺めることなのか、他の人間を愛せないながらもただ家族と仲良く過ごしていくことなのか。また根本に関わる話ですが大抵の転生による時間経過では自身の感情と折り合いをつけることが難しく、壊れてしまったりすることが多いですがその点が少し強すぎると感じる点で少し違和感を覚えました。  後は少し表現に違和感のあった部分を続きのコメントで書いていきます。
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 続きです。 3P 「他の心優しい女性と彼は結婚し、子供を産み、幸せになるのだ。」 という所ですが、子供を産みというのは彼目線の話し方では子供が産まれではないかと思いました。 13P 「本当に頭の回る男なのだと理解させられる。」  きっと前文の「私は構いませんよ。アメリア嬢と少しでも長く居られますから。」から来るものだと思われるのですが、それ以前のプレイボーイなのかもしれないということによりどちらかと言えば女性の扱いになれているからでは?と思えてしまいました。これは完全に私の主観でありますから修正すべき場所ではありませんがそう感じる方もいるかもと考えて頂けると幸いです。  また20P
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 とても詳細なレビューありがとうございます。 まず3Pは確かに、子供を作る、ですね。惨憺たる、もそうです。思いっきり誤字でした。ご指摘ありがとうございます。さっそく直しました。  その他の部分はこれから自分の中に落としてから全体の構成も踏まえて再考させて頂こうと思います。本当に本当に参考になりました。ありがとうございました。

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