一年を通して10代の自殺が最も増える日が、多くの学校で二学期の始業式である9月1日なのだそうだ。 今年だと、明日。 私は「ひどいことばっかりに思えるけど、ちゃんと見てごらん、世界はとっても美しいんだよ」なんて軽々しいお花畑ちゃんみたいなことは絶対に言わないし、言えない。 なぜなら、どちらかと言えば、学校も仕事も、人によっては家族も友人も、この世界はくずみたいな灰色の混沌の泥沼で、面白いことなんか何も無いのが普通だからだ。 だからこそ、そんなくそみたいな世界でどれだけ楽しめるかという器量を自分の中に身に付け磨くことが、人としての生きる強さなのだと思う。 だからまずは、死ぬ努力じゃなく生きる努力をして欲しい。 学校なんて人生において一時的な通過点の道具でしか無く、「全て」などでは絶対に無い。 もっと外に目を向けた方がいい。 こんな世界だから、一つの場所で100の幸せなんか得られない。 だけど世界は広く、今自分がいる、知っている場所なんて、一握の砂以下の点でしか無く、しかしその広い世界に実際全部行かずともネットで知り触れることができるのだから、使えるものは全部使って、できる限り自分の居場所を多く持つことがまず重要と思う。 例えばここエブリスタもその一つとして。 一つの場所で1を得る、それが百あればトータル100になる。 そしてその中の一つぐらい、200や1000をもたらす場所や人があるかも知れない。 無責任に「つらい場所からは逃げていい」とか言われても、先に逃げ場をいくつか持っていなければどうすることもできないし、逃げるわけにもいかない時もある。 だから、つらい場所では「だけど今いる場所なんかしょせんいっぱいある中の一つだからそこまで重大に受け止めなくていい」と思えるようにしておきたい。 そして必ずどこかには、つらい時に救おうとしてくれる、救うことのできる誰かがいるというのは、信じていいと思う。 世界は広いのだから。 学校なんか世界の中でも人生においても点でしか無い。 卒業したら一生会わない人の方が多い。 家と学校だけの往復の生活は、絶対にしては駄目。 どちらも最悪の事態になることはいくらでもあるし、そうなった時に逃げ場が無い。 だけど本来君は死ぬべきじゃない。 一時的な隠れ家でも何でもいい、間に合ううちに、見付けていて欲しい。
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僕もあなたと同じ意見です。 でも残念ながら未だに解決はされていません。 厳しい世の中ですね。 出来ればエブリスタの小説でも読んで先が気になるので、死は辞めようと言う気持ちになればいいですね。 僕の勝手な思いです。失礼しました。
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ありがとうございます◆ いつまで経っても子供の自殺率が下がらない国ってね、なかなかのもんですよ、先進国って言っていいんでしょうかね( --)。o ならば私たちはせめて先が気になる長編をいっぱい書きましょう、物書きは書くしか無いのですから。
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素敵な言葉ですね。 私も今朝ラジオで学期の初めは自殺が増えると聞きました。 今は家で学習できるプログラムが考えだされているとか…。 でも、親としては、そのまま引きこもりになってしまうことが心配でもありますね。生涯面倒をみていけないから、一人になってしまうことを考えると、先に逝くにいけなくなりますものね。 遠矢九十九さんみたいに、日常生活の中で面白いことを見つけて、そこで嫌なことを発散する意見に賛成です。
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学校の代わりを家でできるようにしても、学校や勉強そのものに拒否反応を示す子には何の意味も無いですしね。 「じゃない世界」がある、むしろそっちの方が大きくて広い、というのを教えて何でも本人の意思でチャレンジさせないことには、 結局上から決めた箱庭の中で管理飼育してるだけになるし、なのに「学校」の期間が終わったら放り出して後はもう本人の人生でーす、なわけで、何の救いにもなってないです( --)。o あんまり真面目な優等生なんか目指さずに、何でもいいからなんとか自分が「生きられる」場所を見付けて欲しいです。
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私も昨日、「日々」の中で「9月1日」を投稿した。もう新学期は始まってるけど。 今日、とても辛かった。いっその事学校帰りに薬王堂とかマツキヨにでも寄って睡眠薬を買おうかと、本気で思った。開放されていない学校の屋上にどうやったらいけるか、本気で考えた。 でも結局友達に捕まって、帰ってきた。 そして、エブリスタを開いたら。このコメントがあった。 辛い。できるならもう死んでしまいたい。でもそれが叶わないからリスカなんてものをしてる。私が生きたくないこの1日を生きたかったけど生きれなかった誰かに分けたい。そんな偽善的なことを本気で思ってる。 だけどこの言葉を見て。 いつかきっとこの暗闇から抜け出せる時が
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あなたに届いて良かったです、嬉しいです。 「生きてればいつかきっといいことがあるよ」なんていう無責任なことは言えません。 世界はなかなかにろくでも無いです。 でもそんな世界でも「あなたを救いたいと思っている人は絶対にいる」とは、言えます。 その人は、あなたが思い描くようなかっこいい人でも無ければ、 あなただけを特別扱いしてくれる人でも無いし、 周りから見たらおかしな人かも知れないし、 なんなら人間ですら無い、動物や道具や景色や、旅とか食レポとかの何かの趣味かも知れません。 でもいます、あります、世界はとにかくどれだけ走り回っても知り尽くすことができないぐらいに広いのですから。 だけ
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