覚悟をした人間の美しさ
奇跡があれば人は必ず幸せになれるのか、という重いテーマの物語です。 病気を治してもその次の日に交通事故で死ぬかもしれない、だったら治さない方が結果的に長く生きられる。どうせ正解がわからないなら、自分で納得出来る道を選びたい。病と戦う慎太だけでなく、鹿乃子も最終的に高潔な決断をしました。 丁寧な描写で人間の尊厳が描かれています。慎太があとどれくらい生きられるかわからない。正直、もうそこまでもたないのではと私は思いました。でも、それでも鹿乃子はきっと医者を目指すのでしょう。コメットは願いを叶えたというより、鹿乃子に決意や運命を与えるために主から派遣されたのではないかという気がします。
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橘さん、レビューありがとうございます。ツイッタでも相談に乗っていただいて、とても嬉しかったです。文字数は一応、こねくり回して2万弱になりましたが(^-^; 鹿乃子や慎太の決断を前向きに描いたストーリーは、先も色々考えてしまいました。だから、本当に? と問われると、私は困りますね。鹿乃子と慎太は、ある意味理想の形なのです。 彼らのようになれたらいいな、と思います。 イベントお疲れさまでした!
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