救いの角

【A-cal 1214】「奇跡は、一つだけ、どんな望みも叶える」とトナカイが言った。

栗花落

29分 (17,201文字)
Next えふえふ様【A−cal】は24人のクリエからの感謝を込めたプレゼント【アドベントカレンダー】の略称です

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あらすじ

冬空の下の邂逅がもたらす奇跡は何か。願いが叶えば、未来は変わるだろうか。 ★2019Advent calendar★ ・・・・・・ 13日 浅果好宗さん https://estar.jp/novels

目次 1エピソード

感想・レビュー 12

奇跡とは、願いとは…と考えさせられます。

誰かが幸福になった分、誰かが不幸になる…願いがかなえば、そのことで違う問題が起きるかもしれない…。 「何かを得るには、何かを失わなければならない…」という某鎧に魂を定着させた錬金術師の弟の声が聞こえ
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覚悟をした人間の美しさ

奇跡があれば人は必ず幸せになれるのか、という重いテーマの物語です。 病気を治してもその次の日に交通事故で死ぬかもしれない、だったら治さない方が結果的に長く生きられる。どうせ正解がわからないなら、自分で
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生きるということ

奇跡とは。救いとは。それと向き合う少女。生きるって、こういうことだなぁと。ぽんと奇跡で何かを得ても、それで幸せになれるかといえばそうじゃないのだと、確かな説得力でもって心にガンガン訴えてきます。 かの
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