佐倉さく

感謝の気持ちは忘れないでいたい
 物語を書いて、エブリスタに投稿する。  最初のうちはまるで読んでもらえません。  投稿すると、掲示板に宣伝するように誘導されます。  見様見真似で、宣伝を投稿してました。  けれど、待てど暮らせど、PVが増える事もなくどんどん自信を無くしていきます。  そんな中、一番星を灯してくれた方が現れました。その時の感動、感謝はとてつもないものでした。  物語は自分の内面と対話して紡ぎ出します。  その場その場で場な空気を読みながら定型文を加工して出しているようなものではなく、もっともっと自分の本質に近いものだと思います。  それを読んでくれて、共感してくれた。  その嬉しさは言い表しようがないのです。  私という存在を受け入れてくれた。オーバーかも知れませんが、私にとってはそんな風に感じました。  けれど、そのうち、PVが増えないのに星だけ増えるようになってきました。 「読んでもいないくせに」  自分の中に、感謝の気持ちでなくそうしたねじ曲がった気持ちが生まれるようにもなりました。  でも、これらって、全て自分自身の受け止め方の問題でもあります。  多少でも興味を持って星をつけてくれた事。  それは、やはり嬉しいのです。  ありがたいのです。  このお話の主人公は、現実に読んでくれる読者がいます。それはとても心強い事だと思います。  けれど、やはり未知の誰かに認められたい。  そうして灯された一番星。  嬉しくて、身体中からありがとうを叫びたいほどの気持ちになったのでしょう。  それでも、時と共に鬱屈していくのです。  読者は一人も増えていかない。  感謝がいつしか別のものに変わりました。  しかし……。    こうしたサイトでは、現実に相手を知る事はほとんどありません。  相手がどんな思いで星をくれるのか。それはわかるはずもないのです。  だったら。  勘違いでも何でも、「応援してくれてるのだ」とポジティブに受け止めたい。  少なくともそうした好意をくださる方に、悪態をつく事だけはしないようにしよう。  そんな風に思いました。
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佐倉さん、読んでいただき、ご感想まで。本当にありがとうございます! これ、私にとって思い入れのある作品なので、とてもうれしく思います(^^) 作中には、エブリスタを始めて3ヶ月頃の私の心境が所々に詰まっています。 当時は周りの方々の考え方やスタンスがわからなくて。迷いながらいろいろとやっていました。 掲示板、私も使いましたよ。結果は…反応がなかったですが(笑) 作品は内面が出ますよね。時には自分そのものであったりもします。読まれない虚しさは、自分の存在を無意味に感じさせることもありました。 この作品、実は投稿するのも、かなり迷いました。「こいつ、なに言ってんだ?」って思われないか。自分
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おはようございます。ペコメのコメ欄では書ききれそうになかったので、こちらに書いてしまいました。 私は、こちらに来て三ヶ月で、今もまさに悩んでいる身なので、とても身近に感じられました。 「スター返します。フォロバします」という文言を見るたびに、なんだかなぁ、と思ってしまう反面、フォローしてもフォローしてもらえない事が悲しくなったりもするので、まだまだポジティブシンキングには程遠いんですがσ^_^;  自分なりに誠実にやっていくしかないんですよね、きっと。  このお話を読んで、自分だけじゃないことにとても安心しました。    自分勝手に好き勝手書いたので嫌がられるかも知れないと、不安になりまし
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