ハムスターがアルコールに強くて、人間に換算すると1日にワイン21本を飲んでも分解できるぐらい、という情報は、もはや飲み会などで酒に強い方に対して「ハムスターかよ」と言って笑い合うぐらいメジャーなものなのでしょうか。 ちなみにハムスター本人に取材したところ、かつて自然界を闊歩し、狭い檻の中で回し車を回し続けたりなんかしていなかった頃、厳しい冬を乗り切るために集めて貯蔵していた木の実が発酵してアルコールを生じることがあったと言います。 水とアルコールを並べるとアルコールを選択するほどで、効率良く高カロリーを得るためにアルコールは都合が良いとかなんとか数十杯目のワイングラスを片手に語る彼は、さすがカザフスタンからシベリア、中国北部といった極寒の地域で生き延びてきたのだという貫禄がうかがえました。 しかしおつまみに差し出したチーズにはあまり手が伸びず、実はそれほど好きでも無いのだとか。 「ネズミじゃあるまいし」と笑う彼でしたが、そもそもそのネズミもチーズが大好物ということは無く、熟成度を確かめるために穴の開けられたチーズを見て「ネズミがかじった」と誤解して伝えた人がいたからだとも言われ、某海外ネズミアニメなどで間違った印象が定着しただけだそうです。 それならとヒマワリの種を勧めると「出た出た」とまた笑います。 「1日3つぐらいまでが限界だよ、バランス良く色々食べないと、ヒマネ(ヒマワリの種)だけじゃ栄養が偏るし脂質が多過ぎて生活習慣病になっちまうだろ。俺は本来草食寄りの雑食で単食動物じゃないんだよ、コアラじゃあるまいし」 コアラとか知ってるんですね、などと言うと怒られそうなのでやめましたが、意外と細かい事を気にするタイプだったようです。 こうなってくると今度はちょっとイジってみたくもなってきます。 綺麗好きの彼はこまめに毛づくろいをしますが、その手にこっそりべとべとの泥とか塗っておいたら、「どうなるかって?お前あんまりナメんなよ。俺は地元の繋がりでロシアも知り合いなんだからな。あの日約束したんだよ、なんかあったらお互い飛んで行くって」などとなんかちょっと怖いことを言い出したのでやめておきましたが、ちょうど彼の口からも出ましたので祝辞に移ります。 妄コン「あの日の約束」御入選の皆様、おめでとうございます。 ハムスターからも「乾杯」だそうですわん( --)
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ハムスター、見た目に騙されてはいけませんね。 そうそう。もともと「ハムスター」という単語は、古いドイツ語で「ゾウムシ(昆虫)」を指していたそうです。 語源は「強欲な人」だとか。ドイツ語では、「溜め込む」という意味の動詞「ハムステル」があるそうで(笑)。 昔、うちでもジャンガリアンハムスターを♂♀のペアで飼っていましたが、あまりの繁殖力にギブアップ。……夫婦強制別居生活となりました(´;ω;`) ちなみに、最初に我が家にやって来た♂のハムスターの名前は「スタスキー」。元ネタは、察してください(知っている人は、すぐ分かる元ネタw)。 某国のトップも、いい加減なところで手を打たねば、世界中から
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ハムスターを一つのケージで繁殖させると最終的には地獄絵図になりますからね、1匹1ケージ、もしくは同性のみで飼うべきなのですよねぇ( --)゛ 観察していて何より思うのは、こんな隙だらけな生物、本当に野生個体が存在するのか、というパンダと同様の疑問です(笑
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さすが師匠🍷 またまた童話のような楽しくためになるお話に魅せられました。 『動物たちの言い分』を寓話化して短編集にまとめてほしいくらいです。 シートン動物記 ならぬ 九十九動物対談 とか(笑)
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ありがとうございます◆ 動物本、良いですね、書けそうな気がします(笑 まずはライオンに全然百獣の王などでは無いことを納得させに行きたいと思います( --)゛ いや、まぁ、人間が勝手に言っただけで本人はそんなことは思ってないでしょうけど(笑
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