私が作中に喫煙者や喫煙シーンを出していないのは「喫煙者?この健康泥棒が」などという意図では無く単に文字数の無駄遣いと認識しているからです。 物語に必須であれば入れますが今の所そういうことは無いですねぇ( --)。o そんなわけで、妄コン「泥棒」御入選の方々、おめでとう御座います。 惜しくも逃した方は、もしかして作中で喫煙に関する記述に誤謬がありませんでしたか? 仕方ありませんね、そういう時はいったん資料を参照致しましょうか。 禁煙というと先進国である欧米諸国は既にそれをかなり達成していて、日本はまだまだ追い付こうと頑張っている、というような気がしがちですが、WHO発表の喫煙率(2020年)において欧米代表格のアメリカは23.0%、フランスは33.4%で、世界平均22.3%を上回っております。 これに対して日本の喫煙率は20.1%(男女比は8:2)と彼らより多少頑張っています。 本来禁煙目標は欧米というよりWHOが提示したものであり、意外と欧米も達成に苦労しているのかも知れません。 パリの路上が吸い殻だらけというのは有名です。 煙草は元々紙巻きでは無く長いパイプ的なものであり、7世紀頃にはマヤ文明にて、後には北米大陸でネイティヴ民族が神聖な儀式に用いていた祭具でした。 それを新大陸探しに来た15世紀頃の欧州の探検家たちが見付けて「煙を吸うなんて超かっこいい!おしゃれ!」とかなんとか新文化として持ち帰ったそうで。 当初は富裕層の貴重で権威的な嗜好品でしたが、やがて東南アジアやアフリカの植民地に大規模な煙草プランテーションが完成、紙巻き煙草なども開発されると、安価で大量に生産・流通するようになり庶民にも定着しました。 しかし健康問題が発覚しWHOが脱煙草を訴え始めると、主立った国々では高額な煙草税を課し健康教育を徹底するなどして喫煙率は下っていきます。 が、東南アジア・太平洋や中東の国々では政府の力が弱く何の手立ても浸透しないままに高い喫煙率が維持され、または喫煙率の低いアフリカなどでは煙草税を上げた結果煙草はやめたが安価な酒の依存症が増えた、というような問題を抱えているそうです。 改めて「この健康泥棒が!」などと訴えつつ、文字数の関係で語れなかった欧米煙草メーカーの陰謀の件は、いったん一服してからお伝え致そうかと思いますぅ( --)ノ
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2020年、WHO発表、世界喫煙率ランキング(抜粋) 【順位、国名・地域名、喫煙率(%)】 (世界平均 22.3%) 1 ナウル 48.5 2 ミャンマー 44.1 3 キリバス 40.6 4 セルビア 39.8 5 パプアニューギニア 39.3 6 東ティモール 39.2 7 ブルガリア 39.0 8 レバノン 38.2 9 インドネシア 37.6 10 ラトビア 37.0 11 クロアチア 36.9 12 ソロモン諸島 36.5 13 ツバル 35.6 14 キプロス 35.1 15 ボスニア・ヘルツェゴビナ 35.0 16 ヨルダン 34.8 17 バングラデシュ 34.7 18 ギ
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70 オランダ 22.2 71 タイ 22.1 72 ドイツ 22.0 72 スロベニア 22.0 72 スリランカ 22.0 75 フィンランド 21.6 76 ウルグアイ 21.5 77 イスラエル 21.2 78 カンボジア 21.1 78 ルクセンブルク 21.1 80 アルジェリア 21.0 81 アイルランド 20.8 81 韓国 20.8 83 コモロ 20.3 83 南アフリカ 20.3 83 イエメン 20.3 86 モーリシャス 20.2 86 パキスタン 20.2 86 セーシェル 20.2 89 日本 20.1 90 ボツワナ 19.4 91 イラク 18.5 92 キ
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興味深いデータ、ありがとうございます。 喫煙・タバコって、ハードボイルド的なイメージと結びついているので、そういうキャラを出すときには(単純ですけど)便利なアイテムではありました。 それも世代間格差があるんですよね。 今時の若い世代の「喫煙」イメージは、決してハードボイルド的じゃないんですよねぇ。 不健康でメディア的にはアウトでも、将来、次元大介からタバコを取り上げないで欲しいです。( ´艸`)💦
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あははは 確かにそんな日も来るかも
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