切なさ経由、再びの始まりまで。
 大学一年の春から成り行きで付き合うことになった、天の邪鬼な主人公の女の子とどこか凡庸に見える男子。  洗練されていく恋人に愛されていく日常は、彼女を甘く包み、心を少しだけ歪(ひず)ませていきます。  物語はプロローグとエピローグが「大学時代の出会いと別れ」のその十年後を描く構成になっていて、この小説の最終的に行き着く先がとても意味のある十年前をヒリヒリと至極丁寧に描いている事で、エンディングの最高の収束を奥深く魅せていました。  甘い瞬間も辛い時期もどちらも描写が「言い尽くせない心情」を深く読ませるものだったので、感情移入しながら読むタイプの私はじっくり読む形の読書時間になりました。  とっても面白かったです。  復活愛に必要なひずみが、深い愛と「若さ故」のような青さからのもので、切なさ経由で再びの始まりまで!を描いて本編を終えるのが、くぅーーっ!ってなりましたw  とっても良き。  大切に読み進めた中編。  主に短編読みの私ですが、心を深く掘り下げるにはやはりこのくらいの丁寧さが読んでいて心地よいですね。  ととこさんの作品はいくつも読みましたが、今回も心にぐっと来ました。さすが人気作。ヒリヒリと甘々でお腹いっぱいですw  ありがとうございました。
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トコダトコ様😊 お読みいただき素敵なレビューを😳ありがとうございました!🙇‍♀️ 切なさ経由、再びのはじまりまで……😌頷きながら読んでしまいました。 トコさんがこのお話を読んだらどう思うだろう、という気持ちは常にあるのですが、今回は特に、若い時代をつらつら書いておりますので、はたしてどうだろう、って。感情移入していただけて、ラストはくうーーっ!て🤭 とても嬉しいです。ホッとしました。 正しいだけじゃない、若さ故の矛盾だらけの言動とかすれ違いとか、言い尽くせない心情はなるべく丁寧に書きたいと思っているので、深いと感じていただけて良かったです。 別離もあるし、二人の心の温度差など、悲し気な場
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