感想・レビュー一覧 11件

綺麗に紡がれた言の葉が、読めば読むほどに私の中でリズミカルに踊り出す。 そんな作品です。 問いかけ、叫び、絶望し、それでも愛する事を諦めない。 脆さも儚さも痛みも受け止め、更にその先を目指す。 強
最初に細雪を読んだ時にまずすごいと思った事は、タイトルが全て一文字だった事。それには衝撃的でした!このタイトルでどんな内容の作品なのか?期待しながら読ませて頂きましたが、その期待を裏切る事はなく、期待
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絶対こっちがいいですよ♪さすがです。
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桜花 葵さんへ 400~420頁までの本人からのご指定のレビューになります。 幾つか気になった作品から批評していきますが、批評から漏れた作品も心に響く作品でした。 《答》 暗闇の中を歩くあの不安
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読んだ瞬間、作品世界の深淵へと、誘われる作品です。 独特の空気があり、幾重にも折り重なるような、重厚な世界観に、引き込まれます。 作者様の世界観がしっかりと構築されているのが素晴らしいですね。
読み始めて今は100ページを越えました。でもまた最初から読みたくなります。怖いです。自らの心の奥にシンシンと入ってくる言葉の真実に、圧倒される、翻弄される、そんな怖さ。それは美しいフレーズ包まれた中の
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残酷なまでにも生々しくて、だけどどこか美しい言葉の重みがずっしりと脳みそにまで刻み込まれる感覚がしました。 一日で読むのはとても勿体ない、少しずつ物語を読み進めて心に刻みたいと思わずにはいられない作
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胸に突き刺さる様な問。 切々と語り掛けて来る痛み。 誰しもが内に秘める陰の部分――悲哀や怒り、疑念、葛藤、そしてその先に求めて止まない希望が、鋭い切り口の感性で見事に表現されています。 沈沈と降
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綴られる言葉に正解など有りはしませんが、まるで模範を見ているような、非の打ち所ない的確な言葉選びのセンスに脱帽します。 ひとつひとつの詩を読み終えてしまうことが、勿体無く感じるほど心地の良い詩集です
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「様」肝の奥深くに染みます 。   薄暗い不安の世界から這い上がろうと心に決めている様を感じました
同じ詩を書くものとして非常に悔しい思いです。 己の言葉選びの稚拙さを思いしらされますね。 どことなく、戦前の日本の歌を思い浮かべるような雰囲気があると思えば新しい切り口のものもある。 作者さん

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