白亜の塔

実質的な処女作。

ごきぶり

9分 (5,096文字)

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あらすじ

 幻想は現実を描き出すためのエッセンスでしかなく、そこには欺瞞などありません。詩的であり、私的であるものの、決して難解ではありません。文字はただの文字であり、そこに何を見出すかはあなた次第です。  

感想・レビュー 2

かんそう とても面白いです。 ただ、あなたの使う文章は抽象度の高い詩的なものだから、それ で白亜の塔という抽象的な概念を描く『新世界』 の章が難解です。雰囲気だけが先行しているようにも思える。
ネタバレあり
1件
これは素晴らしい。 求めていた全てが詰まった作品でした。 不思議な世界観、歪な空間。読み進めていく内に、自分がどこにいるのかを忘れてしまうような生暖かさ。 感動しました。
ネタバレあり