きみとぼくの幸福論

「ぼくはきっと、きみを不幸にしてしまう」

桜餅兎

9分 (4,833文字)

17 96

あらすじ

あるところに、嫌われもののワニがいました。 あるところに、仲間外れの小鳥がいました。 ひとりぼっちのふたりが出会って。 いっしょにいるのが幸せ? いっしょにいない方が幸せ? 「ぼくはきっと、

感想・レビュー 4

ワニ、しぶとい。小鳥、男らしい(笑)。 童話ということですが、思春期の恋物語を読んでいるようで、 シビアな設定なのに、なんだか微笑ましかったです。 あとがきは、ちょっと楽屋落ちな感じがするので、
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とても暖かい物語にホロリと来ました。 ワニと小鳥の会話が微笑ましく。 私は好きです。 まとまりのないレビューですがお許しください。 どうしても伝えたかったものですから。 では、失礼します。
ネタバレあり
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 自分の幸福は、相手の幸福。  鰐と鳥のサバンナでの日常の一齣で見事に描いた、素晴らしい作品です。  似通った苦悩を抱える両者の出逢い、緩やかに且つ穏やかに変化を遂げる、両者の関係性。  そして
ネタバレあり
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