冒頭からとっても僕の好きな香りの漂う作品でした。 どこにも向かうことのできない生活というか、自虐でも自暴でもないのだけど、自分を放棄したような主人公の生活の場として描かれるボロアパートとシズカのヒモ

主人公の怠惰っぷりが見事ですね まるで平山夢明の作品に登場するような、どこにでもいる普通の駄目人間の、普通ではない末路を見ているようで、凄く引き込まれてしまいました 類は友を呼ぶではありませんが、や

強い好奇心は時に素晴らしい所へと導いてくれますが、常にそうとは限らない。 歪みには歪みが寄ってくる。 『退屈という名の牢獄』 そんな印象を受けました。

情熱的なまでに鬱屈した世界と退廃した主人公、選び抜かれた言葉がじっとりと読む者の意識を侵食していくファンタジックホラー。 スイッチのボタンってこうやって応用すればよかったのかとｗ 個人的にはあのボタン

うむ～(>_<｡)これだけ乾いた男の念じゃあ、女の黒い情熱には叶うまい。 や、しかしこういうどうしようにもない男って関わりたくないけど魅力的ですよね(〃ﾟ∀ﾟ)❤ 歪な男と女の間にある「骨董屋」の