はるのおまじない

千の花と、花の溢れる季節。ねぇ、一緒だねと微笑んだ君を、忘れられないんだ

あおと

37分 (21,605文字)

21 216

あらすじ

ぼんやりした舌足らずな男。 それがその転校生の第一印象だった。 けれど。 なよなよして男らしさのカケラもない彼は、虐められていた私を庇った。 強い瞳。 あいつが、気圧される姿なんて初

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