泪蜂-なみだばち-

俺は多分ずっと、雀蜂になりたかったんだ。

敷 楽臣

22分 (12,932文字)

6 11

あらすじ

「ねぇ。知ってる? 雀蜂はね、女王蜂の為に汗水流して働いて、冬になったらすぐに死んでしまうんだって」 ――幼い日俺は、いとも簡単にあいつの目を奪うことが出来る、雀蜂になりたいと思っていた。 俺の

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