感想・レビュー一覧 7件

うたうものさんは、流石ですね。 余計なものが何もなくて、シンプルに作品に、言葉に酔いしれます。 大きな口を開けて、親鳥を待つ雛鳥の姿は可愛らしい。 初夏の爽やかな風に吹かれて、燕が低空飛行をして
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燕の巣がある旧家の軒下が見えました。燕が巣を作ると縁起が良いと聞いたことがあります。うたうものさんが、巣から落ちた雛のようで、助けたくなりました。そして、夏祭り。懐かしい夏の情景が、幼い頃に戻してくれ
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燕…。巣から落とされた燕の雛を必死に探す両親。下で見ている雛の親への想いがとてもよく伝わって。悲しいこともあるけれど、雛たちは成長しやがて巣だっていく嬉しさもあり(*^O^*)その様子がとてもよく描か
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この作品を読んで、あぁ夏なんだなと感慨深くなりました。 それはただ暑いだけでなく、一生懸命だったあの頃を思い返せるような。 こんなふうにノスタルジーに浸らせてくださるうたさんに敬意を。 イベント
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最初の俳句「光ぞなり」から、次の詩「イナビカリの空」に続くのですね。次の俳句でもその雛と巣立つ雛を。 そして、穢れを祓い「水無月祓い」と続き、本当の締めで「祓い締め」。 子燕の可愛らしさを感じると共
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燕というキーワードを上手く一つの物語につないでいるなぁと思いました。 今回は夏というテーマでしたが、夏、燕という二つのテーマを柱にシンプルに仕上げられているのは流石だと思いました。
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燕をテーマに、1つの物語が展開されている。 そんなイメージを感じました。 柔らかい韻の中にも、どこか晩夏の夕暮れのノスタルジックな雰囲気を感じさせるような影もあり、白と黒が綺麗に混じったモノクロの世
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