特集

悪運燃え尽きるまで

この街に正義はない。アンチヒーロー佐藤マモルの終わりなき戦いの日々。

夏愁麗

ミステリー 完結 過激表現
10時間21分 (372,250文字)

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あらすじ

二〇一五年一月二十日午前二時。抗争勃発。昭和会雛田組VS龍応会欽田組。 雛田組の佐藤マモルは、自らの役割を果たした。しかし、身代わり出頭するはずの笹木レンが土壇場で逃亡。佐藤は一ヶ月以内に笹木を見つけ

感想・レビュー 3

裏社会の静動両方のスリルをたっぷり味わえる作品

言い回しが格好よく、生々しくも文学的な臨場感溢れるお話です。 裏社会の世界観を彩る用語が細かく散りばめられているのですが、拒絶どころかぐいっと世界に引っ張りこまれる感覚を味わいました。 静かなピンチに
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漢の世界、堪能させていただきました!

執筆、お疲れさまでした。 破天荒で暴力的な場面も多く、流血沙汰はざら……目を被う痛々しい場面があれば、凪の海原と闇夜に佇む青白い月の情景描写があったりと、常に臨場感溢れ息つかせぬ作品でした。 小道
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大長編、長い間お疲れ様でした。

手に汗握る展開の連続でした。 静、動、静を繰り返しながら闘いが続き、ようやく、佐藤は一息つけそうそうです。しかし、これからもまだ果てしもない荒野が待っているのですね。 映画「ランボー」(シルベスター・
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