からくれないに、色づいて

恋の疼きと切なさ、もどかしさ、燃え立つ激情の温度と色を初めて知る。この想いを染め上げるのは――――たったひとつの、赤。

冴月希衣

恋愛 完結
2時間12分 (79,031文字)
『流れる雲に、恋歌を』の男性視点です。女性視点よりエピソードを多く入れてますので本作からの読書を推奨しております。

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あらすじ

 “あか”は、お前の色。それは冷え切った闇に射した一条の光。  煌めき、迸る、目も眩むほどの鮮やかな光源。俺だけの唐紅(からくれない)。  この想いを染め上げる、たったひとつの、赤。  考古学研究室

感想・レビュー 3

完結、おめでとうございます(°∀°) 本来であれば慧ちゃんの作品の真骨頂である文章の流麗さに触れるところではあるのですが、今回はあえて……と言うかどうしても伝えたいことがあります(´ω`) それは
ネタバレあり
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数ある慧さんの作品の中で、私の大好きなお話です。 初琉の透明無垢で純粋な色と、零央の持つ情熱的な色が混じり合う時、そこには二人だけの様々な〝色〟が浮かび上がります。 不器用ながらも運命の糸に手繰り
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あ~あ ̄\_(ツ)_/ ̄ピーンチ!
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