ホンとにほしかったもののお話。

俺にとって本は売るもので、読むものじゃなかった。あの日、あの瞬間までは。

勝哉道花

16分 (9,454文字)

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あらすじ

幼くして両親を亡くした青年は、以来ずっと本を盗んでは売りに出して生活をしていた。 ある日、とある街の古びた本屋で盗みを働かそうとしたところを一人の謎の少女にとめられ失敗をし、街から追われる羽目に。謎の

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感想・レビュー 1

何度も「ただいま」を繰り返すシーンが悲しくて涙が出そう。もう少し彼女が生きながらえていたなら、通じ合う日もきたかもしれない。切ないお話でした。
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