I'm ―Important moment―

大切な瞬間なんて、僕たちには――少なくとも僕にはなかった。

Y・Y

34分 (19,944文字)
本気で小説というものを書いた気がします。※文字数は二万字弱です。

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あらすじ

高校の同窓会を前日に控えた青年は、卒業文集を眺めながら、当時のことを思い出していた。 しかし彼は、『大切な瞬間』と題された、自身の組だけが白紙の小作文で頁を繰る手を止める。 そして同時に、『彼女』へと

感想・レビュー 2

イベントへの参加、ありがとうございます。拝読しましたので、レビュー失礼します。 最初から最後まで、作者さまの語彙力、描写力、文章力に感心しきりでした。流れるような文章と状況が鮮明に頭に浮かぶような描
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思わず読みいってしまうほど面白かったです。 まず初めに描写が美しく、背景や情景が頭に浮かぶようでした。 学びたいと思ったところが沢山あります。 そして次に物語の構成。 読み始めてすぐに物語に引き込
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