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春先に訪ねて来た女、売れなかった女

年老いた作詞家の俺のところに或る日女が訪ねてきた。それは、幻だったのか？

十川ジャンマリ

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現代ファンタジー 完結
13分 (7,705文字)
この作品は、「スター誕生」というテレビ番組へのオマージュとして書きました。

5 296

あらすじ

嘗ては、日本の音楽業界に一時代を築いたと自負する作詞家・真知は、喜寿を越えて悠々自適の余生を送っていた。そこへ、以前売り出そうとして失敗した曜子という女性が訪ねて来た。「一度でいいから売れたい。」とい

タグ

現代ファンタジー 日常切ないほのぼの

目次 6エピソード

１．音楽の日？夏にやってるアレね

…1ページ

２．君のこと、ずっと気になってたんだよ

…2ページ

３．街道筋のドライブインで、俺は

…3ページ

４．桜が散って、ツツジが咲き始め

…6ページ

４．紫陽花の季節、夏までのカウントダウン

…9ページ

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