雪山の指輪

雪山で拾った古い指輪が、過去の記憶を呼び起こす

八兼伸彦

8分 (4,308文字)
無意識、夢、記憶、過去……

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あらすじ

藤田精児は登山が趣味である。 あるとき雪山で、指輪をみつけた。 指輪の持ち主に思いをはせる精児。 遭難者でもいい、たとえ死体でも逢いたい、そう思っていた精児だが、春になっても持ち主はあらわれなかった

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