受賞

森が呼ぶ

土着信仰の残る犬啼村で起きた惨劇が綴られた、応募小説原稿が送られてきた...

宇津木健太郎

ホラー 完結
1時間53分 (67,761文字)
犬啼村に存在する、得体の知れない違和感。そして、森に潜む何か。「私」は友人と、この地獄を生き延びるのだ...

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あらすじ

出版社に送られてきた、小説の応募原稿。それは、作者の友人である「私」が、或る田舎の村で体験した或る事件の記録の一部始終を文字に起こした、凡そ小説と呼べない物だった。 犬啼村という、土着信仰の残る田舎

感想・レビュー 2

重厚長大なホラー

田舎の村、土着信仰、不思議な習慣etc…という設定で、正統派ホラーかと思って読み進めていましたが、まさかの展開に驚愕しました。 中盤から色濃くなるミステリー調の雰囲気も良かったです。
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書籍化希望

まずは受賞、おめでとうございます。 とても面白く読ませていただきました。生物学や民俗学の知識を織り交ぜた、淡々とした筆致。読むこちらまでをも画面の向こうから冷たい手で鷲掴みにしてくるような結末。 同じ
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