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エブリスタ小説大賞 竹書房 最恐小説大賞

 昨年の第1回は長編部門のみの募集でしたが、第2回となる今回は「短編連作部門」を新たに創設。こちらにも意欲的な作品が多数集まり、長編部門含め全体的に大変レベルの高い争いとなりました。大賞には、長編部門から宇津木健太郎「森が呼ぶ」、短編部門よりラグト「視える彼女は教育係」を選出。 「森が呼ぶ」は友人から預かった手記(土着信仰の残る村で起きた惨劇を日記風に綴ったもの)をそのまま作者がこのコンテストに応募したという設定の怪奇小説。民俗学的な内容と昆虫学を学ぶリケジョ主人公の科学的な考察が見事にマッチし、戦慄の結末までミステリー要素の高い構成で読み手を引っ張る手腕が評価されました。 「視える彼女は教育係」は短編連作部門に求められるキャラづくりが徹底しており、主人公のみならず周りを固める登場人物それぞれに味わいがありました。読み手もエピソードを重ねるごとに自然と登場人物に愛着がわき、より作品世界に没入できます。また、1話1話のスピード感も短編応募作品の中で群を抜いていたことが受賞に繋がりました。 「最恐小説」ですから、読んで「怖い」こと、その怖さに興奮できる「面白い」ものであることは勿論ですが、やはり「書籍化して世に問いたい」「こんなすごい作品を発掘したから広く読者に届けたい」と思わせるには、すでに本になっている作品にはない新しさが欲しいと思います。既存のものよりさらに面白かったとしても、〇〇に似ている、〇〇系の作品という印象があるうちはまだ弱いのです。  また全体に言えることとして、導入から前半部分の展開のスピード感は大切です。文章が読みにくいのは論外ですが、やはり掴みの部分が重く、面白くなる前に読み疲れてしまう作品が多々見受けられました。その後、後半に行くにつれ面白くなったり、どんでん返しが用意されていたりするのがわかると、非常に勿体なく感じます。全体の構成を考える際、簡単なプロットを箇条書きで書いていくことが多いと思いますが、このエピソードまでに何ページ、この山場までに何ページというのを意識して構成し、読者の集中力を切らさない仕掛けを考えていただくとより良いかと思います。  ホラーを読む快楽は、怖いのに止まらない、まるでとり憑かれたように読みふけってしまうところにあります。ぜひ、そのような魔力のある作品を生み出してください。今後の皆様の力作に期待しております。 (竹書房 編集部)

【最終候補】最恐長編賞

優秀作品(最終候補以外)

予讐

ホラー 完結
2時間40分 (95,510文字)

call

狂気は、思わぬ所に。

ホラー 完結 過激表現
2時間49分 (101,344文字)

羊の水

ホラー 完結 過激表現
3時間53分 (139,449文字)

溢れる憂鬱

ジャンル未設定 完結 過激表現
2時間48分 (100,741文字)

ホラー 完結
2時間50分 (101,789文字)

ホラー 完結
2時間57分 (105,952文字)
募集期間: 2019年9月2日(月)12:00:00 ~ 2019年11月30日(土)27: 59: 59 中間発表:2020年1月予定 最終結果発表:2020年2月予定 ⇒ 2020年3月中旬予定
※優秀100作品は中間発表時点で公表されます。 ※必ず@estar.jpを受け取れるようにメールの設定をお願いいたします。
※同一作品を両方の部門に応募することも可能ですが、できるだけ一つの部門への応募をお願いいたします。 ※完結設定をお願いします。 ※完結設定をしていない場合でも、選考の際に事実上完結である事が確認できれば選考の対象となりますが、出来るだけ完結設定を行うようお願いします。 ※シリーズタグが設定されている作品は、第1話のみ応募頂ければ、シリーズ全話が選考対象となります。 ※第三者の著者権その他権利を侵害した作品(他の作品を模倣するなど)は判明した時点で応募が無効となります。 ※非公開設定している作品は、選考対象外となります。

コンテストの注意事項(必読)