鳩血色の秋

僕と彼の、血の色の秋

三村 薔

12分 (7,113文字)

14 183

あらすじ

十四歳の平井歩夢は外国の祖母の村に一時滞在している。 歩夢は村に住む、もう人の血を吸わなくなった「彼」と友だちだ。 憧れの存在を前に、帰国の日が迫る歩夢は焦っていた。 ◇◆◇◆◇◆ 習作を兼ねた短

感想・レビュー 7

異国の秋の色は

イベントへのご参加ありがとうございます。 主人公が「彼」のいる国で過ごす描写、その空気が好きです! インバネス姿の「彼」や赤い紅葉、小さなパーティー。頭の中に異国が流れ込んでくるようで、主人公の「外
ネタバレあり
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小説なのに、詩集を読み終えたような読後感。 切ない気持ちになりつつ、静かな赤い色が浮かぶような描写が素敵だと思いました。
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レビューのお返しが遅れてしまい申し訳ありません。 『鳩血色の秋』、ご覧になりました。 赤に染まった世界観、物語も面白いですが文章が特に丁寧で出だしから小説の才能を感じました。 太陽も十字架も効かず人
ネタバレあり
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