あの日の小夜子

妻とけんかをすると、いつも開く本がある

白馬守@あずみの(低浮上)

恋愛 完結
3分 (1,475文字)

33 4,108

あらすじ

 些細なことから妻とけんかした俺は、自室で色あせたコピー本を開き、小夜子に思いをはせる。

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感想・レビュー 1

 この方の作品にはいつも驚かされる。  むだのない簡潔な文章で書かれた短篇。だが密度は濃い。  あるカップルの20年以上に亘るストーリー。  それを僅か3頁にまとめている。  その構成力にまず舌を巻
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