新しい朝に新しい夜空

誰もいない村の郵便ポスト

浅果好宗

3分 (1,724文字)

5 86

あらすじ

届かない葉書。 郵便ポストはそれを覗く。 どうか届いてと願いながら。

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感想・レビュー 6

穏やかに物語が進み、優しい気持ちになれる 作品です。 住人がいなくなった村のポストに投函し続ける女性とその姿を見守るポスト。 ポストはずっと変わらない優しさで彼女の思いに触れ、願っていくのでしょう
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色味のない世界にポツンと佇む赤いポスト。 彼女の寂しさがありますが、文面から出る優しさが心を暖めてくれます。 この葉書の行く末は?と野暮な考えをしてしまいますが、きちんと届いていると良いな。と感じま
ネタバレあり
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感慨深い……そんな言葉が拝読中に浮かび上がりました。 ポツンと建ち尽くし、彼女のことに想いを馳せるポスト。そんな情景が鮮明に映し出されます。哀愁漂うポストにできることは祈る事だけ。それでも、その想い
ネタバレあり
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