愛しの芳子さん

老いて忘れることは哀しいもの━━思い出も忘れてしまうからです。

徳安達昌

8分 (4,414文字)
あなたの伴侶はお元気でしょうか

11 21

あらすじ

 日曜日、昼前に訪問すれば、両親が芳子さんと昭男さんの結婚を 許してくれる手はずになっていた。  扉が開くと女のひとが出てきた。似ているが芳子さんではない。 『こちらは松原芳子さんのお家でしょうか?』

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