無心

時間は取らせない。骨の話に耳を傾けてくれ。

岩良下駄

9分 (5,335文字)

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あらすじ

荒れた心を糺すには、真っ白がいい。だが、それは私には重すぎる。

感想・レビュー 2

孤立と狂気

閉鎖された空間の中で、孤立し、狂気に全てを蝕まれていく……。そんな状況の中で辿りついた一縷の希望。 それを常識と言うくだらない計測器で計ることなど出来やしない。 思想と哲学が絡み合った世界観が物語を形
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追い詰めれたものの心理

ハンニバルを思い出しました。 羊たちの沈黙の男のあだ名の由来になった、雪山に墜落した飛行機事故の現場で起きた悲惨な光景のことです。 ここでは、もっと狭い世界に閉じ込められ、餓えた人間が、どんどん内な
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