大好きなXXXXX

白い竜と赤い少女が出会ってお友達になって、いろいろある話。

霧野綾月

2時間8分 (76,603文字)
切った張ったのないファンタジーです。

10 5

あらすじ

両親の墓地を訪れた少女は、自分の影がすすり泣いているように感じた。泣いてもなんにもならないと独り言を言うと、なぜか返事が返ってきて…… ひとりぼっちの少女とひとりぼっちの竜が 出会って寄り添うお話

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感想・レビュー 1

興味をそそられる幕開けでした。

あたたかみのない場所にいた。書き出しの文章が、オリヴィアの不遇を端的に表しています。数少ない理解者の従兄に対しても「友達を作れ」の一文に腹を立ててしまう。そんな自分自身も好きではない。彼女の心情が手に