或いは誘蛾灯のような

ふと立ち寄ったアンティークショップで入手したランプ。それに明かりを灯すと、何故か涼しくなるという―。※優秀賞を頂きました

鷹槻れん

8分 (4,430文字)
妄想コンテスト『人ごみ』用に書き下ろしたものです。結果は選外でしたが、優秀作品のひとつに選ばれました❤️

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あらすじ

夏のある夜、ふと立ち寄ったアンティークショップで入手したランプ。 それに明かりを灯すと、何故か涼しくなるという――。 妄想コンテスト『人ごみ』用に書き下ろしたものです。 ※表紙写真はかんたん表紙メ

感想・レビュー 3

読者を恐怖へといざなう冷たい洋燈

ある夏の夜、涼める場所を探して家を出た主人公、脇道で見つけたのは怪しげなアンティークショップだった。 美しい女性店主に、明かりを灯すと涼しくなるランプを勧められるが、そのランプにはある禁忌があった。
ネタバレあり
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真夏の夜の……

非現実的な雰囲気がひたすら好みな作品でした。 難しい言葉はないけれど多彩な表現で紡がれる文章に、冒頭からスッと入り込めます。 妖しげな路地とお店、美しい店主と幻想的なランプ……想像するだけで楽しい世
ネタバレあり
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幻想的!

蒸し暑い真夏の夜。このシチュエーションで既に妖しく幻想的な世界が広がりますが、主人公がふと足を踏み入れたのは、夢か現か、なんとも不思議なアンティークショップ……。 え、何、どうなるの?とドキドキしな
ネタバレあり
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