思い出づるこしかた語れ、秋の夜の月

ある失恋男の嘆きと嫉妬。それらに絡む愚痴のひとつでも聞いてやってください。

樺山丈資

13分 (7,366文字)
この物語は、言わば、アンソロジー風の詩的表現の連鎖です。

7 908

あらすじ

舞台設定は、とある秋の頃。茶道趣味の男。今更ながら、茶道趣味の男は稀でしょう。彼にとって場違いにも等しい茶道教室に通ったがゆえに、目の前に繰り広げられる茶道の所作にあらぬ妄想を見てしまう。妄想は日ごと

目次 1エピソード

感想・レビュー 0

感想・レビューはまだありません