照りもせず、曇りもはてぬ

遠いくらいが丁度いい。淡いくらいがよく見える。

塩河 のこ

3分 (1,724文字)
以前書いた作品の一部を切り取り

3 1,612

あらすじ

江戸の端にポツリとたつ貧乏道場。今日も稽古を終えた門徒や内弟子達が、足早に廊下を去っていった。同じく稽古終わりの少女は、縁側に腰掛け、淡くぼやける朧月を眺めていた。

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