さなぎの兄

「僕はいずれ姿を変えて飛び立つよ。それでも僕は君の兄だろうか?」

待井小雨

8分 (4,700文字)

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あらすじ

産まれたときから一度も目を覚まさず眠り続ける兄。 まだ幼いある日、病室に連れていった虫が兄の耳から入り込んでしまった。 決して目覚めないはずの兄と虫はその体と魂を分かち合い、家族の前に兄として目を覚ま

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