モミの木をさがして

【A-cal 1205】どうか私に勇気を下さい。息子を守り抜く力を。自分を信じる力を。

菊池 策

14分 (7,983文字)
アドベントカレンダーのように24人のクリエが日替わりで短編をお贈りしたイベント作品です。

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あらすじ

モラハラ夫と別れた和香(のどか)は、息子を連れて生まれ故郷の村に帰ってきた。 自信を取り戻すために必要なのは、大切な存在と大きな愛。 ************** ★2019Advent cale

感想・レビュー 13

モミの木が紡ぐ何気ない日常の奇蹟☆

こんなクリスマスの話の広げ方もらあるのだな…とまずは感心させられました。 田舎の暮らしがとてもリアルに描かれており、主人公の心理描写も丁寧です。 モミの木が紡ぐ、過去と現在が交錯する田舎に出戻った一人
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3人の未来に幸あれ!

不穏な導入部分が効いています。共感する部分も多く、ハラハラしながら読みました。 描写が丁寧で、情景が頭に浮かびます。 子連れUターンの和香を温かく受け入れる雄飛がかっこよすぎて。和香〜今度は手放しちゃ
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人生は暗闇ばかりではない。

不幸な生い立ちの女性、ここまで不幸な女性が、どう幸せになるの?とハラハラして読み進めます。 でも、ちゃんと神様は見てる。 へたくそなモミの木の絵に導かれて、出逢うのは元カレ……ああ、なんて美味しい
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