二番の鈴木

天才の二位と努力の一位。両者の立場が逆転することを忌避する少年の小さな葛藤の物語。

千菅ちづる

青春 完結
5分 (2,784文字)
天才が抱く、努力家へのコンプレックスを短い物語に紡ぎ込みました。

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あらすじ

「努力をすればその分報われる」 ——これを証明するためには"天才"が一番であってはならない—— 本物の天才、本物の一番といえる人は、才能を開花させるだけに留まらず、それを磨くことを怠らない人だと思って

感想・レビュー 1

努力している人間は自分の努力に気づけない?

読了いたしましたので感想を失礼しますm(__)m 最後の二人のやり取りに、ハッとさせられます! 彼だけではなく、他の人にも当てはまるのかなあと思いながら余韻に浸っています♪ 「もっとがんばらなきゃ!
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