風のこだま

まるで小さな楽器のように、美しい音符を胸に秘めているかのようだった。

海山堂

5分 (2,945文字)
壊れ物のような少女の美しさを描いた掌編です。

0 0

あらすじ

女の部屋で夢ともまぼろしともつかない影像に目覚めた後で、私は八年前、青森で出会った一人の娘のことを思い出した。娘は壊れ物のように美しい声をしていた。今は東京に勤めに出て来ている娘に、私は三たび会うため

目次 1エピソード

感想・レビュー 0

感想・レビューはまだありません