拝啓 お父さん

妄想コンテスト「お父さん」に応募作品です

春風

3分 (1,564文字)

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あらすじ

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感想・レビュー 3

それは羅針盤のように。

青春は海に似ている。 どこまでも続くような広さ。 息が苦しくなるような深さ。 水面に浮かべた不安と、 波のしぶきに重ねた衝動。 荒波に揉まれて、 思い通りに進めない日々。 それでも少年が舟を漕
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優しい語り口

主人公の父へ向ける親しみと気遣いが始終変わらず貫かれているあたりに絆を感じます。 そこには悲しいニュースは無くいかに自分達が幸せでいるか、相手に心配を掛けまいとしているかがありありとみて取れて切なかっ
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時の流れ

短い手紙の中でも、一通目から少しずつ時間が過ぎていき、その中で起きる家族の変化や苦悩、そして成長が感じられました。 説明しすぎず、しかし内容が分かりやすい長さで纏まってると思います。 素敵なお話をあ
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