梅雨明けのメモ

不器用な男の、不器用な愛し方

世樹

18分 (10,394文字)

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あらすじ

 もう少しで梅雨明けの時、文子の家である『作家書店』に古本査定の依頼があった。送られてきた本を査定していると、一人の女性が書店を訪ねて来た。

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