感想・レビュー一覧 3件

劇的でなくても、それが人生

読了し、不思議な感動をおぼえました。 一人の罪人の、晩年の物語。一言であらわすとすればそうなのだろうけれど、そんな彼のエピソードの中には、思いやり、嫌悪、諦念、贖罪、正義感、そして絆。様々なテーマが
5件2件

罪人は悪人なのか

山城さんは「世界が優しくなりますように」と祈りを込めて小説を書いています。 優しい世界とは何なのか。 私は「自分とは異なる境遇や考え方の人を頭ごなしに否定しない」ことだと思います。 自分と異なるものを
4件1件

心を揺さぶられる作品

本当のリアルがそこにありました。 前科者のホームレスに対する人々の冷たい反応は、 誰もが思う当たり前の反応だと思います。 最後にゴミ拾いをしようと思う心意気にも、誰も気づかない。 唯一気付いたのは
ネタバレあり
4件3件

/1ページ

3件