ポリフォニーはひび割れて

わたしは、愛される少女に成りたかったのです。

美木 いち佳

17分 (9,991文字)

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あらすじ

「この子はまるで生を見つめていない」 黒いワンピースドレスを纏う彼女は、彼を求め、巨大な交叉点を越えていく。 そこで出会った音から生まれる、 「きっと俺たちの波形は、ぴったり重なる」 アイシャとレイタ

感想・レビュー 1

哀しくも本能を揺さぶる曲(という文章)

どこかで人は愛されたいと思っている。それは紛れもなく私達の中にもあるでしょうし、その感情を絶対に否定する事はできないように思います。 この話はどこか切ない話のように感じましたが、その中に感情の奥底に
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