ちいさな魚は淡いピンクの夢を見る

中学一年生の半ばなんてちょうどそんな時期だって、花島先生は笑って言う

恵喜 どうこ

12分 (6,744文字)
妄想コンテスト優秀作品

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あらすじ

中学一年生の明佳(あすか)は母親との関係に悩んでいた。 がんばっても、がんばっても母の期待通りにいかない明佳を理解してくれるのは美術部の顧問の花島先生だけ。 悩む明佳に花島先生は「占ってあげようか?

感想・レビュー 1

まず、素敵なタイトルに目を惹かれた。

タイトルに惹かれて読んでみた。 活字が苦手なのだが、とても読みやすい語り口でするする読めた。 テーマは比較的重いと思うが、その重さを爽やかにする仕掛けが、あちこちにある。 イルカのチャイム、ピンクのカ
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