幻実逃避

僕は多くの魔物に掴まれている…

りんごぉ

55分 (32,730文字)
少しダークな作品ですが、楽しく読んでいただけたら幸いです!因みにこの本が初作です

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あらすじ

君はある日友人の一人である零に、過去に起こした失敗談について尋ねた。その時零は「それは今度教えるよ。」と話を逸らした。そして少し経った頃、零から手紙が貼り付けてあった黒い本を渡した。君はその本を読む事

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感想・レビュー 3

手紙という書き出しから……。

手紙という書き出しが読者の心を引き寄せ、重厚なテーマが一気に掴んで離さない……。 そんな第一印象を持ちました。 自分自身の孤独や不安感、はたまた死さえも「魔物」と呼び、時には風景描写をも独特のワード
ネタバレあり
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彼は強かったのだ……

自分を卑下する主人公。淡々とした語りが、全体に暗い雰囲気を落とす。 しかし、その淡々としたものが、彼の本当の姿を、強い姿を、見せてくれる。そんな作品。 人間の優れ方って、なんだろう。
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読むほど共感する

トピ参加ありがとうございました。 1ページ目から表現が素晴らしかったです! 孤独を「魔物」という呼び方をするのは本当に共感です。 集団行動をしながら生活をする我々にとっては孤独は魔物のように
ネタバレあり
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