さくら、さくら。

「桜、好きだって言ってただろう? この学校の周り、桜並木が多くて嬉しいって。去年入学式でさ。」

冬木 真魚

BL 完結
32分 (19,050文字)

139 2,210

あらすじ

 卒業して10年後の約束の日。僕は一人、桜の下で彼を待つ――。  ※昔々に書いた短編(web未発表)を加筆修正して掲載しました。携帯やスマホのない時代のお話です。

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目次 1エピソード

感想・レビュー 1

淡い高校生の恋の話。

息を飲むほど一斉にキレイに咲いて、でもすぐに散ってしまう桜の花になぞらえたような、高校生の頃に始まった恋の話。薄いピンクの色が全体に散りばめられたような作品。 高校生と言う多感な頃に同性を好きになっ
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