パンドラの箱とすみっこ暮らし

教室のすみっこにいる少女たちの物語

綿花音和

7分 (3,994文字)
なんとなく、閉塞感を感じている人に響けば嬉しいです。

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あらすじ

孝子と花奈は教室のすみっこで、口数少なく、目立たず、でもそこにいた。 よく似ている二人。 彼女たちの穏やかな日々は、繰り返し卒業まで続くと思われた。 でも、変わらないものなんてなくて……。 友情と恋情

感想・レビュー 1

もっと仲良くなりたいけど、それを言ってしまったら

ぜんぶが終わりそうな気がする……そんなことを感じて躊躇してしまう。そんなこと、私にもたくさんあると感じました。 下駄箱にあった花奈からの手紙は、泣きながら書いていたんですよね。再読すると違う感慨が心に
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