感想・レビュー一覧 2件

ラスト、ぐっときた。

 ビジョン無き夢を追いある種モラトリアムとも言える男性二人の共同生活を、痛いほど現実味ある描写と会話文で描いた短編小説。  成功の可能性や未来という部分も含め、漠然とした時間の浪費や互いの違いに対し
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小説とエッセイの間で

山城木緑さんは心に深く響く小説と、軽妙で愉快なエッセイの両方を書ける方です。小説とエッセイでギャップのある作家はプロにも多く、私が好きな作家にも複数いらっしゃいます。 本作は「心に深く響く小説」側の
ネタバレあり
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